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                ポンサリー観光案内、ラオス


               ルアンナムターからポンサリーへ


 ルアンナムターのツーリズムオフィスで、ポンサリーへの行きかたを聞いたら、
中国国境を越えていく方法もあるが、あまり奨められない、ウドムサイ経由でポンサリーへ
行くと良いとの事であった。
 ウドムサイはラオス北部を旅するのに、どうしても通過しなければならない交通の要衝である。
ビエンチャン、ルアンパバーン方面から、ルアンナムターから、ベトナムのディエンビエンフーからポンサリーに行くのに、嫌でも通らなければならない。
 ルアンナムターのバスターミナルを午前8時23分に出発したバスは、ウドムサイに11時18分に到着した。
このままポンサリーに行ければラッキーと思いつつ、ポンサリー行のチケットを購入しようとしたが、
明日の夜9時発のナイトバスしかないとの事であった。
ウドムサイに一泊して、翌日、夜の9時まで、ウドムサイで時間を潰すのは、とても耐えられないと思い、
急遽、ルアンパバーン行に予定を変更した。
 ウドムサイのバスターミナルを午後12時20分に出発したバスは、ルアンパバーンのバスターミナルに
午後5時30分に着いた。
 ルアンパバーンに2泊して、ポンサリーに向けて、午後6時10分のナイトバスで出発した。
バスは国道13号線を北上し、深夜12時ごろウドムサイに到着した。
トイレ休憩の後、国道2号線を北上、国道1号線との合流点で左に曲がり(右に行くとムアンクア)さらに進んで行った。道路は舗装され快適だった。ポンサリーに近かづき、バスは主幹道路を外れ未舗装の山道を突き進んでいく、少しずつ朝が明けていくなかで、雲に覆われ、雲が湧き出る山道をバスは進んで行った。
午前8時30分にポンサリーのメインバスステーションに到着した。
 ポンサリーはラオス最北部、山岳地帯のこじんまりした落着いた街である。
山の頂にあり、サークルを描いている。道は曲がりくねっていて、やたら坂が多い。
観光客はあまり見かけない。
メインステーション(ウドムサイ方面バスターミナル)は街の中心から約2,5Km離れており、
ソンテウ(乗合いバス)での移動となる。(一万キープ130)
 小さい街ながらホテル、ゲストハウスはたくさんある。レストラン(食堂)も何軒かあり、
カォーソイ、中華料理、ラオス料理、フランス風?パンケーキとバラエティーに富んでいて、けっこう美味しい。
ツーリズムオフィス、ツアー会社があり、トレッキングや少数民族の村へのツアーを開催している。
 雲が噴き出し、素晴らしい眺望が満喫できる。雲海の世界を理解するには良い。



     フランス風のバルコニー付の建物

       ポンサリーの街

    ポンサリーからの眺め、街を一望できる

      雲海の世界、ラオスにも海がある

 ハートサ方面バスターミナルから見たポンサリーの風景

データ:ウドムサイから約9時間
     ルアンナムターからウドムサイ  3時間   40,000キープ(約 530円)
     ウドムサイからポンサリー   9時間   80,000キープ(約1,060円)
     ルアンパバーンからポンサリー 14時間  130,000キープ(約1,700円)
     ディエンビエンフーからポンサリー     345,000ドン (約1,950円)

     ルアンナムターからウドムサイを経由、ビエンチャン、ルアンバーバン、
     ベトナム、ディエンビエンフーからの便もある。
      (各都市からの直行便については現地で要確認。)

     ルアンナムターのバスターミナルでポンサリー行のバスを発見。
     830分発、330分着 120,000キープ(約1,560円)であった。
     (中国経由かもしれないので現地で要確認)

     ルアンパバーンには北バスターミナルと南バスターミナルの2つのバスターミナルがある。   
     どちらも街の中心から離れている。
     ダイヤモンド社の「地球の歩き方」には「北方面バスターミナルはウドムサイ、ルアンナムターなど    
     北部都市へのバスが発着。
     南方面バスターミナルはビエンチャン、バンビエン、シェンクワーンなどへのバスが発着」と書かれているが、      
     必ずしも、そうとは限らない。
     北方面からのバスが南バスターミナルに到着する場合もあるし、
     北方面へのバスが南バスターミナルから出発する場合もある。

 




                (文・写真とも 坂本正通)