旅のWEBカフェ WANDER TRAVELER



ルアンパバーン観光スポット(2)

Garavek

Traditional storytelling theatre
トラディショナル・ストーリテリング・シアター



 ここが「garavek]

 

さびれた裏通りを歩いていると、「garavek」の看板が目に付いた。

「古代都市ルアンパバーンは誰が作ったかご存じですか。ルアンパバーンの歴史を知りたい

ならGravekが最適です。ルアンパバーンの物語を伝える民話や伝説を紹介します」と英語で

書かれていた。

英語でルアンパバーンの歴史を紹介する、外国人観光客向けのシアターらしい。

面白そうなのでチケットを購入した。



語り部のシーパイとケネ奏者


民話と伝説が描かれたタペストリー


 薄暗いシアターの中で、語り部のシーパイがルアンパバーンの歴史を語り、ケネ奏者が時折ケネを

奏でる。まるで平家物語の語りを聞いているようである。

興味深い雰囲気であったが、英語はさっぱり聞き取れず、時々、みんなが笑いだすので訳も分からな

いのにあわせ笑い。つらいものです状況も分からずあわせ笑いをするのは。

ルアンパバーンの民話や伝説に興味がある人は是非ラオスを理解する意味でも鑑賞してください。


データ:

住所 :  Kounxoua Road、Luang Prabang

      クンスワー通り

開演時間: 18:30〜19:30 祝祭日休み

料金 :  50,000キープ(約640円)

      18:00〜会場にてチケット販売(予約可能)





ラオス伝統薬草サウナ&マッサージ

 ラオスは国土の約7割が高山地帯で自然が手つかずのまま残っている、みずみずしい自然の

中で有機野菜が採れ、薬草が豊富に育つ。朝市でも新鮮な野菜や薬草(ハーブ)が売られている。

医療にも薬草が使われ、関節炎や腰痛に効果があるとされていて、薬草サウナはラオスの街の

至る所で目にすることができる。ラオスに来たら薬草サウナは絶対に外せない。

 ドラム缶に水とさまざまな薬草を入れ、薪で煮立て、その蒸気を太いパイプでサウナルームに送り

込む。「原始的かしら?」のキャッチフレーズの結婚相談所があったが、こちらの薬草サウナもけっこう

原始的である。

 高級ホテルのスパ&マッサージを思い描いている人は驚くかも知れないが、こちらの伝統薬草サウ

ナも本家本元である。

薬草の蒸気で心身ともにリフレッシュできる。日本のサウナと比べて低温で熱くなく、最初は物足り

なく感じるが、ジワジワと汗が流れてきてゆったりとした気分になれる。

 休憩所にヤカンとコップが置いてあり、ヤカンの中に薬草茶が入っていて、自由に飲める、苦くてお世辞

にもおいしいとは言えないが、デトックス効果があると言われている。



レモングラスサウナ&伝統マッサージ

Lemongrass Sauna&Traditional Massage

 

観光エリアの中心、シーサワンウオン通りの路地を入っていくと、サウナの看板が目に付く、趣のある

二階建ての木造建築で隠れ家的な雰囲気である。ガイドブックにも記載されている有名なサウナであるが、

利用者は地元の人がほとんどで、以外にも外国人の観光客は見かけない。


レモングラス薬草サウナ&伝統マッサージ外観


 休憩所


データ:

住所 シーサワンウオン通り

サウナ       20,000キープ(約250円)

マッサージ 60分 50,000キープ(約620円)




赤十字サウナ&マッサージ
Lao Red Crosse Sauna & Massage



赤十字サウナ&マッサージ外観


ヴィスンナラート
寺院の向かい、小奇麗な感じで、欧米系の観光客が目に付く

ラオスの学校見学などのツアーの催行も行っている。


データ:

住所 ヴィスンナラート通り

サウナ       15,000キープ(約185円)

マッサージ 60分 50,000キープ(約620円)

 

                      (文・写真とも 坂本正通)