旅のWEBカフェ　WANDER TRAVELER

霧台（ウータイ）　魯凱族が暮らす秘境

屏東からミニバスで約１時間４０分。平地を走っていたバスが「三地門」を過ぎたころから

急な山道を走りだす。バスはどんどん山道を進み、険しい山岳地帯へ進んで行く。

　道路は整備されているが、曲がりくねった細い道を、スピードを落とすことなく進んで行く。

先ほど通過した河川敷や大きな橋がミニチュアのように、はるか眼下に見下ろせる。

標高１，０００ｍ以上の景色はすばらしく、空気も少しずつ違ってくる。

　霧台風景、「桃源郷」の言葉がピッタリ

　終点「霧台」バス停、向かいの狭い階段を上ると魯凱文化広場があり、広場には魯凱文物館と霧台国小があり、

その間の細い小道を進んで行くと石板巷に至る。ここが集落の中心か？急な傾斜地に家が立ち魯凱族の伝統的な

石造りの家、そこに施された鮮やかに彩色されたルカイ族の舞踊や日常生活を描いた浮彫が目につく。

独特な雰囲気で個性的の一言に尽きるが、魯凱族の芸術意識の高さを感じる。